2220922 漂流日本左翼史 理想亡き左派の混迷 池上 彰 佐藤 優 講談社現代新書                    

●読了  22年9月22日

●読書のきっかけ

    最近オープンした若葉台の本屋「ブック スタンド」で、西の孫達の本を頼みに行ったら

    平積みで置いてあったので購入

●著者

    池上 彰 1950年 元NHK記者 東工大教授 他大学講師

    佐藤 優 1960年 元外務省 在ロシア 

     

●あらすじ  二人の対談の形で進む

           三部作「真説 日本左翼史」「激動 日本左翼史」「漂流日本左翼史」の三部目

    年代でいう1972年以降で、事件でいうと新左翼による「あさま山荘事件」「三菱重工爆破事件」

   「国鉄民営化」・・・新左翼の壊滅、労働運動の低迷、社会党の壊滅、共産党の大転換・・・

   ウクライナ問題まで

   

●感想

     池上彰の本は分かり易いが何となく週刊誌的と感じていたが、読むと実に分かり易い。

     佐藤優は、あの事件もあり、又容貌魁偉なので敬遠していたが、食わず嫌いを自覚

     もう年でもあるし、基本素養が無いので分かり易さが一番。

     息子たちも最低これ位は読むべし。

     三部作 全部読んでみよう。