200524⑧「腸もれが病を引き起こす」
「腸もれ」リ-キ-ガット
腸の内壁は粘膜で覆われ、外部からの異物が侵入しないようにバリアされている。その粘膜から未消化の栄養分やウィルス、毒素などが血管中に漏れだすのを腸漏れという。現代日本人に多いと
いわれる。
(腸漏れの引き起こす現象)
・漏れ出した物質は、各所に運ばれ体と心の不調の原因となる。
・肝臓にたまれば疲労感、倦怠感、肌荒れ、アトピ-、鼻炎、筋肉痛、関節痛、認知症、うつの原因となる。肥満、糖尿病など生活習慣病との関連も言われている。原因は、腸粘膜細胞の再生が上手く
いってないことにある。
・腸内細菌のバランスの崩れ
・腸内細菌の総量の減少
・身体のバランスの崩れ
・ストレス
・大きなものは食生活乱れ、不規則な生活、薬の多用、抗生物質の使用
「食生活の乱れ」
・過食、偏食
・精製された砂糖(果糖)の摂取、精製された小麦は腸内悪玉細菌の大好物である。
「腸漏れ対策、防止策」
・水溶性食物繊維の摂取 小麦はダメ
・炭水化物、菓子類を控える 果糖は毒物である
・添加物、加工食品を避ける
・発酵食品、アマニ油、オメガ脂肪酸の摂取
「免疫」
免疫には自然免疫と獲得免疫がある。自然免疫は生まれつき備わっているもの、獲得免疫は後天的に様々な抗原を取り込んで獲得していく免疫である。加齢とともに低下していくのは獲得免疫である。
加齢により免疫を維持している骨髄や胸腺が委縮し機能低下し、免疫力低下を引き起こす。
免疫細胞の70%は、腸内にいるといわれる。→腸の重要さが理解できるであろう。
(免疫機能を活性化させる方法)→食生活が大切
・摂取カロリ-を通常の70~80%とする。決して過剰にしない。暴飲暴食厳禁。
・菓子類、加工食品を摂取しない。
・適度な運動
・抗酸化物質排除のためにビタミンを摂取。
「コメント」
結局人間を維持しているのは腸であり、食生活なのだ。本来の食生活に戻すしか健康は維持できない。まさに腸は、単なる消化器官ではないのだ。暴飲暴食、外食の連続の成れの果ての私。
どうしよう。