191213⑪「最終氷河期以後の気象推移」

「氷河時代」  氷河期

地球の気候が寒冷化し長期にわたって低下する期間。局地の氷床や高山の氷河が、拡大する時代である。寒冷な気候の期間は氷期と呼ばれ、氷期と氷期の間の温暖期は間氷期という。

「氷河時代の発生する一般的原因」

・地球の軌道の変化による

・太陽活動の変動

・太陽と月と地球の潮汐力の変動

・地表の変化

・海流の変化

・大気成分とりわけ二酸化炭素の変化

・火山活動

「ミランゴビッチ サイクル」

セルビアの天文物理学者ミランコビッチは、地球軌道の次の三つの要因で、日射量が変化する周期があるという仮説を立てた。

・地球の公転軌道の離心率の周期的変化

・自転軸の傾きの周期的変化

・自転軸の歳差運動

〇この中でとりわけ、夏の気温の低下が氷河期到来の大きな要因と考えた。夏が寒冷であれば、

 冬に積もった万年雪になることに着目した。

〇地球の公転軌道の楕円の率が大きくなると、夏と冬の太陽の放射量が大きくなる。

〇注目されるのは、北半球の夏である。彼の着目点は、太陽の放射の吸収率である。陸地は中々

  温まりにくいし、すぐ冷える。海洋は温まりにくいが、冷えにくい。

〇大陸の万年雪は、太陽の放射を反射し、寒冷化が進行する。万年雪は北半球に多く、南半球に

  少ない。その為に重要なのは北半球の万年雪である。

「氷河期に関する予測」

IPCCによれば、低い離心率が数万年続くので、寒冷化は進まない。

しかし、1500年後に氷河期が来るかもしれない、ただし条件は二酸化炭素濃度が240ppm以下。

 

今回は長期的気候変動という観点から、地球軌道の三つの要素の変化によって起きるという、ミランコビッチ サイクルをベ-スに、氷河期と間氷期について話した。

 

「コメント」 

今回ほど困惑したことはない。言葉と論理が全く理解できない。将に唐人の寝言。しかしギブアップは出来ない。何か書けば、試験官も零点は付けないだろう。