万葉集は奈良時代に編まれた日本最初の和歌集。日本文学史上第一級の資料、全ての日本の文学の原点。日本人の心のふるさと。この講座は、いろいろな視点で万葉集を楽しむ。
月日 | 内容 |
3/28 | 万葉人にとっての「魂」 |
3/24 | 恋歌の諸相~恋と自然物と |
3/14 | 神代の恋と人の恋 |
3/07 | 海女の歌と天の行事 |
2/28 | 客を迎える作法 |
2/21 | 橘~ときじくのかくのこのみ |
2/14 | 貴族の暮らしの歌 |
2/7 | 鳥の遊び |
1/31 | 馬のいる風景と恋 |
1/24 | 万葉人と動物と~万葉時代の人と動物の関わりについて |
1/17 | 歌の人びと~名も無き人まで |
1/10 | 「万葉集」の魅力 |
「サウンド・オブ・サイレンス」、「スカボロー・フェア」、「ミセス・ロビンソン」、「明日に架ける橋」等の曲で知られる、サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)は、1960年代に人気を集めたアメリカの音楽グループです。その50曲あまりのオリジナルはほとんどがポール・サイモンの作で、メロディが注目されることが多いですが、歌詞は繊細かつ大胆な比喩と韻を多用しており、詩人としてもサイモンは高い評価を受けています。
放送日 | 内容 |
12月26日 | 「恋人と別れる50の方法」-サイモンとガ-ファンクル解散後 |
12月19日 | 「ボクサ-」と成長の物語 |
12月12日 |
「コンドルは飛んでいく」と多文化主義 |
12月5日 | 「明日に架ける橋」と9、11 |
11月29日 | 「冬の散歩道」と詩人の意識 |
11月22日 | 「アメリカ」と探求の旅 |
11月15日 | 「ブックエンド」というコンセプト・アルバム |
11月8日 | 「ミセス・ロビンソン」と映画「卒業」 |
11月1日 | 「スカボロ-・フェア」とバラッドの伝説11月 |
10月25日 | 「リチャ-ド・コ-リ-」とアメリカ詩人、E、A、ロビンソン |
10月18日 | 「夢の中の世界」とアメリカ19世紀の詩 |
10月11日 | 最初のヒット曲、「サウンド・オブ・サイレンス」 |
10月4日 | ポ-ル・サイモンという詩人 |
「オノマトペ(擬声語・擬態語)」は表意語では表現しにくい言葉のニュアンスや生き生きとした感じを伝えるのに欠かせない。詩・和歌・俳句を、オノマトペを切り口として鑑賞する。詩歌に使われている「のたりのたり」や「ほがらほがら」を見ていくと、今まで気づかなかった、あんなことやこんなことが見えてくる。そうするうちに、オノマトペと詩歌に、こんなに素敵な関係があったのかと、気付く。
万葉集から現代まで、作品を例に取り上げながら、オノマトペの表現とその魅力を探る。
放送日 | 内容 |
9月27日 | 詩歌とオノマトペのすてきな関係 |
9月20日 | 「おあ~ん」の中也 「うかうか」の金子みすず 詩その三 |
9月13日 | 「とをてくう」の朔太郎 「ぼしゃぼしゃ」の賢治 詩その二 |
9月6日 | 「むらむらぱっ」の新体詩抄 「あくせく」の藤村 詩その一 |
8月30日 | 「ずたずた」の寺山修司 「つるつる」の俵万智 短歌その四 |
8月23日 | 「しらしら」の晶子 「たんたら」の啄木 短歌その三 |
8月16日 | 「そそ」「ほのぼの」の新古今 「ほがらほがら」の国学者 短歌その二 |
8月9日 | 「びしびし」の万葉集 「ひとくひとく」の古今集 短歌その一 |
8月2日 | 日本語オノマトペの本質 |
7月26日 | 「はりはり」「じくじく」の子規「つぃ-んつぃ-ん」の草田男俳句その四 |
7月19日 | 「ふうわり」「きゃらきゃら」の一茶 俳句その三 |
7月12日 | 「をちこち」「のたりのたり」の蕪村 俳句その二 |
7月6日 | 「びい」「ぼくぼく」の芭蕉 俳句その一 |
26年という短い生涯に数多くの詩歌を残した石川啄木。明治時代後半の激動期、波乱の人生をおくった啄木が、どのように時代を見つめていたのか。今も語り継がれる歌を通して解き明かすとともに、短歌実作者の視点から見た啄木の短歌観についても解説。
放送日 | 内容 |
3月29日 | かの大空に 啄木は今も愛されている |
3月22日 | 大切な言葉は今も 啄木短歌の読み方 |
3月15日 | 凩よりも 啄木が死んだ日 |
3月8日 | 啄木が嘘を言う時 エピソ-ドの中の啄木 |
3月1日 | 胸に痛みあり「悲しき玩具」の世界 |
2月22日 | 花を買ひきて 「一握の砂」の魅力③ |
2月15日 | ふるさとの訛なつかし 「一握の砂」の魅力② |
2月8日 | 九百九拾九の鉢を割る 「一握の砂」の魅力① |
2月1日 | 新しきサラドの香り 生活の発見 |
1月25日 | かの声をもう一度聞かば 啄木をめぐる人々 |
1月18日 | それを仕遂げて 野望と挫折 |
1月11日 | さいはての駅に降り立ち 北海道流浪 |
1月4日 | 空に吸われし十五の心 故郷の日々 |
小林一茶(1763~1828)は「大根ひき大根で道を教えけり」や「やれ打つな蝿が手をすり足をする」など平明な作風で、かつ素朴な言葉の運びに独自の境地を開いた。65年の生涯に一茶の作った句は約2万句と言われ、芭蕉の約1000句、蕪村の約3000句に比べ非常に多いばかりか、平成の今も新たに発見される句があるほど。
3歳の時に生母を失い、継母とのいさかいは「継子一茶」と呼ばれたり生涯の悩みで、家庭の精神的軋轢からくる自虐的な句風も詠んでいる。52歳で結婚したが、子どもも次々と幼くしてなくすなど、家庭的には恵まれなかったことが、弱者の視点にたった作風にも結びついたといわれる。
放送日 | 内容 |
6月28日 | 一茶没後と門人たち~一茶の評価 |
6月21日 | やれ打つな蠅が手をする~「おらが春」以後 |
6月14日 | 霧の世は霧の世ながら~「おらが春」(二) |
6月7日 | 目出度さもちう位也~「おらが春」(一) |
5月31日 | あるがままの芭蕉会~「一茶の俳論」 |
5月24日 | 是れがまあつひの栖か~雪と一茶 |
5月17日 | 世に住めばむりにとかすや~「七番日記」 |
5月10日 | 江戸じまぬきのふしたはし~「文化句帖」 |
5月3日 | 心はれぬおけぼの~「父の終焉日記」 |
4月26日 | 我好で我する旅の~西国行脚 |
4月19日 | 今迄は踏まれていたに~修行期 |
4月12日 | 又愚にかえる~一茶の生涯 |
4月5日 |